【資産をつくる】月¥5,000の積立投資
「資産を作るってお金持ちの人しかできないでしょ?」
もしあなたがこんな風に思っているのであればそれは間違いです。
資産とは多くのお金を持っていることではなく、お金を生み出してくれるものを持っているかどうかです。
そしてお金を生み出してくれる資産は誰でも作ることができます。
この記事では月¥5,000の積立投資で資産を作る方法をご紹介します。
積立投資には株式と投資信託の2つがある
積立投資として紹介するのはこの2つです。
- 株式投資
- 投資信託
なぜこの2つを紹介するかというと、リスクが低く小額の投資に向いているからです。
株式投資は¥1,000〜、投資信託は¥100〜購入することができます。
つまり月¥5,000の小額投資が容易にできるからです。
脱貯金残高¥0、貧乏人でも貯金を増やす方法
投資をするかどうか以前に、貯金額が¥0でお金がない。
といった場合もあるかもしれません。
貯金をしようと思っても、何かとお金が必要になったり自分へのご褒美に使ったりしてしまいます。
もしあなたが貯金額¥0であれば、最初にするべきことは余ったお金を貯金に回すのではありません。
給料が入ったら先に貯金として入れることです。
余った分を貯金しようと思うと何かと必要なものが出てきたり、まだお金があるからと使ってしまいます。
その前に「貯金としてお金を使う」と貯金をしやすくなります。
また現実的ではない金額よりも、確実に貯金できる金額にすることも継続するために大切です。
積立投資とは何か?
積立投資とは毎月決まった金額を決まったタイミングで投資することです。
”積立”なのですぐに売って利益をあげようとするものではありません。
投資という資産を増やしていくために、毎月の継続で投資金額を増やしていく方法です。
短期的な儲けを目指すのではなく、長期的にお金がお金を生み出すための土台を作っていくことです。
価格の変動に関わらず一定額の投資をすること
株価は上がったり下がったりを繰り返すものです。
株価が下がっているからといつも以上に投資をすることはあまりお勧めしません。
投資にいつも以上にお金を回すことで、普段の生活費などが無くなり投資を辞めることに繋がるかもしれないからです。
無理をせず一定額の投資をする。
上がっているときもあれば下がっているときもある。
でも一定金額を買い続けていれば、平均して大幅なマイナスにはならないしリスクを下げることができます。
何年後も今の収入が保証されているわけじゃない
投資をする最大の理由は、お金を増やすことです。
”何が起こるか分からない”時代に収入が0になったとき、生活ができなくなってしまいます。
例え¥5,000の小額投資であったとしても10年続ければ¥600,000の元本になっています。
株や投資信託の銘柄によって配当金は違いますが、毎回の配当金とこの¥600,000の元本も引き出すことができます。
まさにチリも積もれば山となる。
「そんなに大きな金額が貯まるんじゃなかったらしない」と思うか、それとも「何かあったときの資金にできる」と思うか考え方の違いで毎月¥5,000の価値が変わります。
経済や環境の変化で収支が大きく変わる
2020年コロナウイルスの影響で世界的に経済危機が起こりました。
仕事が自粛になったり、テレワークに切り替わったりと変化もたくさんありました。
そして職を失った人も大勢います。
もはや絶対的な安定はないと言ってもいい時代です。
働いて給料を受け取り、生活と娯楽にお金を使いお金を生み出す術を持っていない状態は収入が減ったときに大変な状況になります。
貯金は増えないけど必要なもの
貯金をしても勝手にお金は増えていきません。
銀行の金利は今、大手の銀行でも0.001%とかです。
参照:三井住友銀行 残高別金利型普通預金
つまり100万円のお金を普通口座に溜めていても年間の金利は¥1,000です。
「貯金してもお金が増えないのなら必要ないのでは?」
「貯金せずに自己投資に使えばいいんじゃないのか?」
そう思う人もいるかもしれませんが、貯金は一定金額あった方がいいと思います。
- 自己投資にはお金がかかる(小さな金額の投資では効果は薄い)
- やりたいこと、買いたい必要なものが買えない(貯金ゼロでは買えない)
- 投資は元本が減る可能性がある(貯金は置いておくと減ることはない)
”備あれば憂いなし”というように、「いざ」というとき使えるお金も必要です。
貧乏人が貯金できない理由
僕自身34年間貯金というものをしたことがありませんでした。
その経験から貯金できない理由を考えてみました。
- 収入が少ない(生活ギリギリの収入)
- 毎月何万円も貯金しないといけないという先入観
- ストレス発散や消費にお金を使う
この3つについて具体的に解説していきます。
ギリギリの収入と生活環境
20代のほとんどの時間をバイトという形で働いてきました。
そもそもバイトで稼げる収入は高くありません。
更に対人恐怖症であり、簡単な接客業をすることしかできませんでした。
収入が多い営業や販売というコミュニケーションが必要な仕事ができなかったんです。
家賃、食費、交通費などでほとんどのお金がなくなっていました。
月の手取り15万円程でしたが、月¥5,000の貯金ならできたかもと今は思っています。
20歳から34歳まで¥5,000を貯金していれば既に84万円も貯まっていたことになります。
大きな金額を残さないといけないと思う先入観
月¥5,000の貯金を20代の僕は「無意味」だと思っていました。
そんな小さな金額を貯めるよりも”今を楽しもう”と。
「稼げるようになったら」貯金をしよう。
そんな無計画で楽観的な考えで過ごしてしまっていたのです。
ですが¥5,000でも貯金をして84万円もあれば「稼げるようになったら」ではなく、「稼ぐための資金」として今使えただろうと思います。
自分の欲求を満たすことにお金を使う
お金をあるだけ使い、貯金のない状態が長く続くと収入は「使い切る」という変な習慣が身についてしまいます。
その時の自分の欲求を満たせるものに、給料日までに使い切ってしまうのです。
貧乏人は労働以外の収入が必要
労働には限界があります。
バイトなら時給の上限値、会社員なら月給の上限値。
今働いている仕事での給与の上限値を上げることはなかなか難しいものです。
業種によっては上限値がないものがありますが、成果主義なので毎月決まった金額ではない場合がほとんどです。
つまり収入には上限値があります。
そして多くの人は転職や副業を模索します。
もしくはダブルワークのように、昼は会社員をして夜はバイトをするなど体に負担のかかる労働をしてしまいます。
株式や投資信託のリターン
貯金は金利0.001%で100万円を貯金しても年間¥1,000しか利息がつかない計算です。
株式や投資信託は、元本が保証されていませんが増える可能性があります。
元本とは投資した金額のことです。
¥1,000で株を買った場合、元本は¥1,000です。
しかし株価が下がったら元本が¥900になったり、株価が上がったら¥1,100になったりもします。
つまり元本はずっと¥1,000ではなく、上がったり下がったりを繰り返します。
その差益を売って利益を出す方法もありますが、配当金として受け取れる株や投資信託に投資するのがおすすめです。
楽観的な考え方かもしれませんが、株や投資信託は必ず上がり下がりを繰り返します。
なので元本だけを見ていたら¥1,000が¥500になってしまったとき不安になります。
しかしまた¥1,000に戻り、¥1,500に上がったりもします。
上がり下がりのタイミングで売り買いをして利益を出すには、世間の動向やニュース、株価のチャートをみていないとなかなか難しいものです。
ですが配当金は決まった時期に、持っている株数に応じて利益の分配があります。
元本の上がり下がりは気にしなくていいんです。
貧乏人でも20年後を見据えて積立投資をする
書店では株や投資信託の本が多く売られています。
そして株や投資信託を始める人も増えています。
「少しでもお金を増やしたい」そんな気持ちから株や投資信託を始めるわけですが、短期的な大儲けは大きな損失を招く危険性もあります。
初心者が始めるには小額投資でコツコツと積立していくのが、現状リスクが少ないと思います。
月¥5,000の投資でも20年後には元本は120万円。
そこに配当金が加わっていれば元本よりも金額が大きくなっている可能性の方が高いと思います。
投資資金は引き出しができる
もし仮に急にお金が必要になった場合、株や投資信託に投資したお金は引き出すことができます。
引き出す際にはそのときの株価によって、引き出す金額が元本を超えていたり減っていたりします。
貧乏人は元本割れの危険性に怯える
過去の僕自身がそうだったんですが、「元本割れ」というものがとても危険だと感じていました。
¥5,000であっても自分のお金。
そのお金が減ってしまって、引き出した時に¥4,000になってたら嫌だと思っていました。
ですが月¥5,000、手元にもっていたら多分¥0になってしまいます。
なにかと使ってしまい、結局残らないお金です。
だったら投資というものに「使った(消費した)」と考え方を変えました。
どうせ手元にあっても使って¥0になるなら、投資して¥3,000でも残ってたらラッキーだという考え方です。
ギャンブルよりも堅実なのが積立投資
ギャンブルは勝ち負けの世界です。
勝ったときは大きな金額が手に入るかもしれませんが、負けたときは勝ったときの同額を失ってしまうようなものです。
「ギャンブルに強いから勝ち続けてお金を増やせる」という人はまずこの記事を読んでいないと思います。
でも「FXでお金を増やしたい」や「いい株を買って儲けたい」という人はこの記事を見ているかもしれません。
だからこそ伝えたいのは、FXや短期で儲けるという危険性です。
FXは少ない自分の元本で何十倍の取引ができるということです。
元本¥5,000しかないのに、最大25倍の12万円の取引ができてしまうのです。
もし読みが外れて¥30,000負けたら、既に赤字-¥25,000になってしまいます。
つまり大きな損失を生むのが危険性です。
逆に勝てば数万円以上の利益をすぐに手にすることもできるということです。
いい株を買って儲けたいと思っても、会社の将来性を自分でしっかりと判断できなければなりません。
大きな儲けを出せる株とは、買う際には安いということです。
これから何かしら業績を伸ばし、企業価値を大きく上げる会社を確実に見つけるのはプロの投資家でも簡単にできることではありません。
積立投資は知っている会社や、好きな商品を扱っている会社、大手の会社で十分です。
大きな利益を出すことが目的ではなくコツコツと元本という貯金を増やしていくのが目的です。
貧乏人は投資と縁がないと思いがち
「投資は数十万円の資金が必要」
僕はこう思っていた時期があります。
しかし実際には¥100や¥1,000で投資ができる時代になりました。
もっというとTポイントや楽天ポイントなど、普段お買い物をして貯まったポイントでも今は投資ができます。
「お金がないから投資なんて無縁」と思ってしまうかもしれませんが、物事を長期的に考えるとしない方がもったいないです。
投資はやるかやらないかだけ
今投資を行っている僕自身の経験からすると、今の時代投資は「やるかやらないか」だけです。
収入が多くても少なくても、投資は誰でもできます。
誰でも投資できる環境が整っている
投資もかなり身近なものになり、スマホがあれば投資ができるようになりました。
- スマホでアプリをインストール
- 情報を入力して登録
- 入金して株や投資信託を買う
全て今手に持っているスマホだけでできるようになっています。
このまま貯金残高¥0では余裕も生まれない
ずっと貯金がなかった僕は、急な出費などがあると不安にかられることがありました。
大した金額でなくても「お金がない」という言葉が口から出てしまうんです。
そして「お金がない」という言葉はネガティブな感情を生みストレスになっていました。
投資を利用した貯金は余裕をくれる
この記事を書いている時点で僕の投資元本は¥45,000です。
積立投資
投資信託
*2020,6,6現在
僕は株と投資信託と1ヶ月ずれて両方に¥5,000の投資をしています。
今は「お金がない」と言わなくなりました。
なぜなら既に¥45,000があるからです。
そしてお金が必要になった最悪の場合、手数料が引かれても引き出すことができるからです。
余裕が生まれるとチャレンジできる
小さな小額投資でも、心の余裕が生まれるのは間違いありません。
そして「お金を貯めることができる」という自信もついてきます。
投資を始めてから別で現金の貯金も始めました。
月に¥10,000の貯金です。
そして貯金は現在¥30,000です。
この貯金は投資とは別に、自分が挑戦するときの資金として置いてあります。
貧乏人だからと投資貯金を諦めない
2020年1月から始めた小額投資によって、お金に対する考え方や価値観も変わってきました。
もし本当に収入がなくて投資が厳しいという人でも、月に¥1,000でも投資はすべきだと思います。
「やるかやらないか」だけですが、「やること」によってお金に対する考え方も変わります。
”投資のお金は自分の変わりに仕事をしてくれるもの”と思うこともできます。
毎月¥5,000が自分の変わりに働いて、上がったり下がったりを繰り返しながら配当金という収益を連れてきてくれます。
もし「現金を投資するのは抵抗がある」という人でも様々なポイントで投資をしてもいいです。
投資をすることでお金に興味を持ち、精神的な不安が解消されれば余裕が生まれ、収入を増やすための挑戦や勉強にも積極的になれると思います。
8ヶ月間少額投資を続けた結果はこちら
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