「全財産を投資して失う」
投資の中でも一番悪い結果。
投資をする人であればこの結果は避けたいと思うはずですが、この結果を迎える人もいます。
この最悪の結果にならないために、そして回避するためにはどうしたらいいのか?
個人的見解で解説していきます
投資は人生に一度の大勝負ではない
僕自身は全財産と呼べるほどの財産を持っていなかったので、まず最悪の結果にはなりません。
しかし世の中には全財産をかけ、人生のこれからを賭けて投資をしてしまう人がいます。
「この株はニュースでも取り上げられているし、みんな買っているし儲けられるかも」
こういった気持ちが芽生えたら要注意かもしれません。
なぜなら投資というものは「自分がコントロールできない領域」だからです。
もう一度言います。
寝る間を惜しんでどれだけ仕事をしても、どれだけSNSで発信しても株価はコントロールできません。
ビジネスや仕事と違い、コントロールできない。
だから人生に一度の大勝負を仕掛けるのはやめた方がいいです。
全財産を投資すると失う可能性は50%
株価は上がるか下がるかの2択です。
上がったり下がったりはしますが、一定の金額で何年も推移するなんてことはありません。
つまり1年後上がる可能性は50%、下がる可能性は50%です。
そしてこの50%の確率はどちらに転ぶかは誰も予測できません。
1年後上がっても2年後下がる。
こういったことも起こります。
投資はお金の運用
「投資」はお金を運用していくことなんですが、「投機」と勘違いしている人も多い。
「投機」とは予測できないことに、短期で大きな利益を上げる目的でお金を投じることです。
つまり”賭け”です。
逆に「投資」とは何年、何十年の長い間を見据えてお金を育てることです。
全財産を一気に投じるのではなく、時代の状況や経済の状況に応じて株を買ったり、保有し続けて金利を受け取るなど一回で大きな利益を得るのではなく長い目で利益を得られるようにお金を運用します。
資産運用に必要なもの
投資をする動機が資産運用だという人も多いと思います。
資産運用全般に必要とされるのが、お金の知識と投資の知識です。
今まで努力と労力を注いで貯めたお金を運用するのに、無知ではかなり危険です。
投資には知識と経験が必要
日本の学校や家庭では投資について学ぶ機会が少なく、身近な人に投資について聞いても分からないということが多いかもしれません。
そして分からないまま資産運用を始めると、考えうる最悪の状況として資産を全て失う可能性もあります。
だからこそ知識と経験が必要です。
何事もそうですが、知識と経験がなければうまくいく確率は下がります。
うまくいった理由が”運”かどうかも知識と経験がなければ見極めることもできません。
投資のリスクを理解する
リスク、リスク、リスク。
投資では”リスク”という言葉が多く使われます。
そしてリスクを理解した上で投資をしなければ、貯めた大切なお金をあっという間になくしてしまいます。
・元本割れ
・株価暴落
・投資先の会社倒産
・経済の後退
・時代の変化
まずはリスクを回避するために何かできることはあるか?
ここを抑えることをおすすめします。
リスクを抑える投資方法はこちらの記事です。
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楽観的な考えだけでは大金を失う
リスクを考えすぎて投資ができないこともあるかもしれませんが、逆に楽観的な考えだけを持っているのも危険です。
「経済はよくなると信じている」
「この会社は好きだし絶対大丈夫」
楽観的な考え”だけ”ではお金を運用することも難しいです。
韓国アイドルグループBTS所属事務所株の暴落
つい最近のニュースで投資未経験の個人投資家が全財産を投資した、韓国アイドルグループBTSの個人事務所の株の暴落のニュースが出てきました。
最高値の半分まで暴落し50%もダウンしたそうです。
つまり投資した人たちは投資した半分のお金をなくしたことになります。
しかし暴落したといっても、ここで株を売れば半分ですが持ち続けてまた値段が上がったときに売れば増えることになります。
そして今後この株が成長すると思う場合は、下落した今も買いのチャンスです。
投資に全てをかけるのは危険すぎる
人気株だから、儲けたいから大丈夫。
もしこういった気持ちや動機で、全てを投げ打って投資をするのはやめた方がいいです。
ここまで読んでいただいた方は分かってもらえたと思いますが、資産運用で一つの株に投資するのもかなり危険です。
全財産を投資することはやめよう
投資はいきなり人生をかけて勝負するものではない。
何度も繰り返しになるかもしれませんが、資産運用を目的にすることです。
運任せの投資はうまくいかないもの
また知識や経験がない状態で、運任せの投資はダメです。
もし仮に運任せの投資をするのであれば、必ず少額投資から始めることをおすすめします。
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